実装のポイント
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アートワーク設計
アートワークを簡単に説明しますと、電子回路図を実際の基板にする為の設計図となります。家に例えるなら「見取り図」のような物です。
各部屋の間取りはもちろん、キッチンは対面式にとかテレビの配置とかを見える形にします。
「見取り図」によって家の完成後のイメージが出来る様になります。
電子回路図をアートワークする事により、電子部品の配置や方向、
パターンの引き回し等が明確になってきます。
場合によっては限られた基板サイズ内に納まらない事もあり、部品の小型化や基板の多層化へ変更が必要になる事があります。
また実際のアートワークでは基板を実装する時の配慮が必要になります。
「電気的に動けばいい」と言うものではないのです。
実装時の作業のし易さ、品質の確保を念頭に置きアートワークする必要があります。
ほんの一例ですが図を参照下さい。(画像1-1、画像1-2)
アートワーク後の基板情報を「ガーバーデータ」といい、基板作製やメタルマスク作製、
搭載用のプログラム作成にも使用されます。
部品の方向が統一されていると確認がしやすい。
パターンの取り回しが可能であれば、極力部品の方向は揃えたい。
フロー面のチップはボンドにて接着されている。
チップが挿入の部品リードに近い為、半田オープンが発生し易くなる。
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