幸田町少年少女発明クラブ開講式に行ってきました
2017年5月28日、幸田町少年少女発明クラブ開講式に、弊社3名(都築・井澤・山田)が指導員として出席しました。
都築は講師も務めるベテランですが、井澤・山田は指導員としても初参加で、ちゃんと務まるのかの不安と、務めてみせようのやる気を持って臨みました。
大須賀町長、大嶽会長、志賀事務局長のごあいさつを経て、
(幸田町長ニュースにも掲載されていました!)
事務局からのオリエンテーションに移り、通年にかかる大切なルールや目標などが案内されます。ここまでで1時間。
残り2時間の持ち時間で、カリキュラム第1回へと続きます。テーマは“カッターナイフを使う”ということで、刃物(カッター・小刀)の取り扱い方の解説と、その後の実習として、鉛筆削りと竹製のヘラの制作に入ります。
鉛筆削りを完成できた子は大勢いました。器械が豊富で削る機会のない今どき、これだけでも大収穫です。
竹ヘラについては、お子さんには竹という材質が堅くて難易度が高いことと、時間配分の都合で、完成に至る子は少ないようでした。途中まではできていたので、自宅で親御さんのもと下書きに沿って削って完成させてみてくださいね。
例年ではここまでで終了とのことでしたが、講師の“成果物を親御さんに見せてあげたい”という思いから、今年は課題をひとつ増やして“ペンギンからくりを作ろう”に移りました。
紙コップにペンギンのデコレーションをしたものが、牛乳パックや竹ひごや段ボールを利用したからくりによって動くという玩具作りを通じて、モノづくりの過程やモノが動く仕組みを知ってもらおうという試みです。
開講式をかねた初回だけに時間が大幅に足りません。指導員総出で全員を見て回りましたが、人出が足りません(この点だけは、初参加の井澤と山田でもお役に立って何よりでした)。それでも、完成に至った子はほとんどいませんでした。自宅に持ち帰って説明書を見ながら完成できればもちろんいいのですが、過程だけでもお子さんにとってはいろいろな経験があったように思います。
例えば、直径6センチの円を描くのにコンパスで図る距離は半径3センチだよ、というのは言葉では聞いていてもいざやってみると混乱してしまう子があちこちいたり、牛乳パックの上面と底面を間違えてカットすると(底が塞がっていないといけないのに空洞になってしまうと)その部品は使えなくなってしまい、説明書を言葉の端々まで読まないと意味が変わってしまうことを知った子もいました。完成できないことが悔しくて帰りたくないという子もいました。これらも見聞きしただけでは得られない思い出として、身になってもらえればいいなと思います。
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